ダイエットをする上で、ある程度太る仕組みを理解した方がより
効果的だと思います。(私は”理屈”が大好きです。。)

太って見えるのは、言わずと知れてますが”脂肪”が体の皮膚の下、
いわゆる「皮下脂肪」となって必要以上に付いちゃいます。

そもそも、日本人(日本食)は”農耕民族”なので本当は脂肪はつきにくい
体質だそうです。逆に”狩猟民族”は脂肪がつきやすい体質です。(あくまで一般的な通説)
これは、狩猟民族は常に”食事”にありつけるとは限らないからです。
そう、狩に失敗したり、獲物がいなかったり、狩自体が出来ない状況だったりと様々な要因で
食べれない」期間が農耕民族より高確率で遭遇します。
そこで人の体は「蓄える」機能を備えてます。(あと、体内の保温効果という観点でありますが。)
こうして、食事の機会が極端に落ちても、体内にためた脂肪=エネルギーをその代替手段として
使用することで生命維持を図ってます。。。。

と、ここまでは結構昔の話。いまどきの日本人で、ギャートルズでもあるまいし、
狩をして生きている人は殆どいないでしょう。(いわゆる「経済」や「政治」の仕組みが確立している
国々を指してます。)
物あふれの時代。かつては便利だったこの機能も「現代病」の1つに数えられるものになってます。
蓄える機能があるくせに、蓄える必要がないほど「食べ物」が今の日本にはあふれています。
更に、いわゆる「欧米」スタイルの食事はこの「蓄える」機能にとって非常に都合と効率のいいものが
多いのも要因のひとつです。

では、その蓄えられたエネルギーはどうやれば消費できるか。
其れは簡単で、「運動」する事でエネルギーは燃焼され「力」となります。
だから、「運動」すればいいんです。
でも、それだけじゃなく「生命維持」の根源である「基礎代謝」機能がある限り
実は何もしなくてもOKなんです。(って、ここまではTVや雑誌で大抵紹介されている「あるある」知識)

ちなみに、基礎代謝は年齢と体重によってある程度の「平均値」が分かります。
私の場合、32歳なので基礎代謝基準値は22.3KCal/kgなので

 79(kg)×22.3(kcal/kg)=1761.7(kcal/kg)

となります。一日に何もしなくても1700kcalも消費してくれます。凄い。。。。
*ご自身の基礎代謝を知りたければ、平均消費カロリーの計算機を作りましたので
こちらからどうぞ。(←アクセス数増大でサーバが耐えられないので一時休止してます。)

でもこれは、あくまで「平均」。人によって「代謝効率」が悪いと消費カロリーも減ってしまいます。
太り気味(既に太っている人)に多いのがこの「代謝機能」の衰え・非効率的な状態に
成っているからです。
代謝効率を上げる為には「運動」が一番だとの事。特にスローファイバー と呼ばれる「遅筋」「赤筋」
を使う運動通いとの事。(この運動は、持久力を要するものが多い。マラソンなどがそれ。)

運動のほかにも代謝率を上げる為に「血行」を良くすることも効果的です。
血行を良くするには「マッサージ」したり、「本来の姿勢」を正しく作る事であがります。
ヨガなんてーのは、ダイエットに向いてるのかも。
まぁ、この話題は別の機会に。。。。

この基礎代謝+運動がその人の1日のエネルギー消費量を決めます。
人は、エネルギーを基本的には「外部摂取」します。これが食事。
其れが足りない(取れない)状態のとき「皮下脂肪」が使用されます。
そう。言わずともわかりますよぇぇ。。。。。
エネルギー補給の外部摂取を最低限抑え、且つ、運動すれば。

ようやく本来の「食」についての話にいけそうな感じになってきた。

続きはまたの機会に。