いやぁ、桜がきれいに咲きだしましたねぇ。

日本人にとって、桜は何かと縁深いものですし。
心和みますね。

そんな桜を見ていてちょっとした風情を味わえる料理(?)を思い出しました。

●桜の花の塩漬け
【材料】
 ・桜の花 200g(*)
 (*)桜の花は香りがもっとも出るのが7~8分咲きの頃です。
    満開になって咲ききると香りが落ちてしまいます。
    また、桜の種類としては、八重桜が一番香りがよいといわれます。
 ・塩   40g(桜の花に対して1/5g)
 ・漬け込み用の容器
 ・重石  400g(桜の花の2倍くらい)
 [有ったらいいなぁ。。。。]
 ・白梅酢

【レシピ】
 1.花びらを傷めないように水洗い。
   ちょうど、洗濯で毛糸洗いをするようにそっとあらう。
 2.洗い終わったら、水分を取り除きます。この際も花びらが痛まないように注意。
 3.漬け込み用の容器に塩を敷き詰め、
   上記2で水分を取り除いた花びらを塩をまぶしながら敷き詰める
(ちょうど桜の花が浸るくらいに水が出てくるまで待つ)
 4.花びらを一度取り出し軽く絞る。この時の絞り汁は捨てないでとっておく事。
 5.花びらを一つ一つほぐす。形をきれいに整えながら
   (ちょうど桜のつぼみの形にすると良い)再度、漬け込み用の容器に並べる。
 6.上記4.でとっておいた絞り汁を浸るくらいに入れる。
   *白梅酢があれば、この絞り汁の変わりに入れるとよい。
 7.重石を載せて1週間位漬け込む。
 8.1週間くらい待ったら、余分な水分を再度取り除く。
   この時絞って水分を取り除くが、強く絞りすぎると風味が失われるので程ほどに。
 9.軽く陰干しをする。
 10.保存用の容器(密閉できる物が良い)に移し変え、再度塩を軽く一握りほど
   振りいれて完成。

使用する際に、軽く水洗いして、お湯を注いでお茶のように楽しんだり、
吸い物や、料理のアクセントに使うとチョット粋な感じ。
甘い和菓子に添えたり、そのまま、食べてもいい感じ。

私は揚げモンが苦手である。
あと片付けが面倒なのも有るが、どうも揚げ上がりに満足いく事が少ない。

そんな揚げモンに重要なポイントが「油の温度」です。

目安はてんぷらの衣などをお箸ですくい落としたときの衣の状態がポイント。

<低温> 150~160度
 衣は沈んだまま浮いてこない状態。
 一度沈んでから浮いてこれば160度くらいに上がってます。
 野菜の切りくずなどを入れると、4~5秒後に上がってくれば160度です。

 揚げモンというより、フライドポテトや冷凍ものの揚げモンでしょうか。
 
<中温> 170~180度
 衣が油の中間くらいまで沈んで浮いてくれば170度くらい。
 野菜の切りくずなどを入れると、1~2秒後に上がってくれば170度です。
 
 揚げモンの基本温度。野菜類のてんぷらや唐揚げに最適。

<高温> 180~190度
 衣が沈まず、表面でうわーっとなれば180度。
 
 魚介系のてんぷらなどはこれくらいが良い。
 
190度以上は熱すぎ。確実に焦げます。そのくせ、中に火が通ってません。
最初の頃は、この温度で揚げてよく失敗してました。

近所のスーパーに行くと、手ごろな値段でついつい買ってしまう「サバ」
煮込みや焼きでも勿論旨いが、ゴマサバなんかは竜田上げにすると
旨いねんなぁ。。。

今回は、子供でも手が出るようにカレー風味にしてみました。
勿論、大人のお酒の肴としてもOKです。

また、男の手抜き料理という事で、本来数分たれに漬け込むんですが
本レシピではより簡単に仕上げてます。

【材料】
 ・サバ      1匹
 ・醤油・酒     適量
 ・片栗粉     適量
 ・カレー粉 適量
 [有ったらいいなぁ。。。。]
 ・長ネギ 1/2本(10~15cm程度)
 ・生姜汁     少々
 (カレーで臭みは気にならないのでいらないかも。
  どっちかって言うと隠し味ですね。市販の竜田揚げって生姜の風味が付いてるのが
  ほとんどですよねぇ?)

【レシピ】

# サバの汁気をふき取り、片栗粉をまぶし170℃の油でカラリと揚げる。        
# 皿に盛り合わせ、パセリ、レモンを添える。

 0.(既におろしてる場合は、1.へ)2枚におろす。
  (最近のスーパーでは言えばおろしてくれるとか?)
 1.一口大(8ツ切り程度)に切り分ける。
 2.ビニール袋に醤油・酒・生姜汁・長ネギを入れ
   よくかき混ぜてから、サバの切り身を全部入れる。
 3.よーく揉む。本来10~15分くらい漬け込むのが竜田揚げですが
   今回は下ごしらえのタレを揉み込む感じに。
 4.もう一枚のビニール袋に片栗粉とカレー粉を適量入れる。
   (カレー粉:片栗粉=1:3くらい)
   そこに、3.のサバを水分を少し切って中に入れる。
 5.全部入れ終わったら、口を軽く縛ってシェイク!!(振る。振る。振る。)
   (これ、4歳の子供にやらせると喜こんで手伝います。)
 5.フライパンに大目の油(切り身が隠れるか否か位)をいれて
   170度くらいに熱しておく。
 6.サバの切り身をフライパンへ。焼くというより揚げる感覚。

ってな感じ。
是非ご賞味あれ。
高校生の頃、バイトしてた店で教えてもらった物です。
ここの店は、店長さんがすっごくいい人でした。
ここ数年ほど、実家には帰ってないので今もやってるかわかりませんが、
帰省したら、よりたくなる様な居心地のいい店でした。
「賄い」の付いたはじめてのバイトという事も有るけど
めちゃめちゃ賄いメニューが楽しみで、めちゃめちゃ旨いです。

そこは、パスタにランチにハンバーグと色々やってます。

ここでは、この店の一番人気のチャーハンをチョットアレンジして
レシピ紹介。


【材料】:二人前
 ・ご飯     2~3膳くらい(出来れば、冷や飯の方が良い!!)
 ・ピーマン   1~2個
 ・たまねぎ   大1玉
 ・にんじん   1本
 ・豚コマ    300g程度(豚バラでも可。私はコマの方が好きです。)
 ・塩      適量
 ・胡椒     適量
 ・卵      2個
 ・にんにく   1かけ
 ・油      大さじ1杯
 ・バター    大さじ1杯位

【レシピ】
 0.中華なべ(フライパン)に油大さじ半を満遍なくなじませ、熱しておく(油が黒ずまないように注意!)
 1.にんじん、たまねぎ、ピーマン、にんにく(一かけの半分)を
   それぞれみじん切りにする。
 2.卵をよーくかき混ぜる(空気を一杯含ませよう。)
 3.熱した中華なべに2.の卵を入れる。
 4.手早くかき混ぜて、塩を人つまみいれる。半分くらい火を通し、一度皿にのけておく。
 5.残りの油をいれて、たまねぎをよくいためる。
  (チョット狐色になる位が私は好きです)
 6.さらに、にんじんを入れてる。にんじんに有る程度火が通ったら
   皿にのけておく。(卵と混ぜちゃ駄目。)
 7.この時点で、フライパンにあぶらっけがなくなっていれば、小さじ1程度入れる。
   (十分、なじんでると思うけど。)
 8.ニンニクの残りを入れ、2、3度振ったら、豚肉を入れて塩・胡椒を少々でいためる。
 9.ここにご飯を入れて一気にかき混ぜる。混ざったら、バターを半分入れる。
 10.以下順番に手早く混ぜいれる。
   ・たまねぎ
   ・にんじん
   ・ピーマン
   ・玉子
 11.最後に残りのバターを加え、塩・胡椒で味を調える。(胡椒をチョット多めに入れるのがポイント)

 *チャーハンはスピードが命。
  余り熱しすぎず、手早くかき混ぜるのがポイント。
  材料を全て準備しておいてからいため始める方がよいです。
  上記1、2でたまねぎとにんじん、豚肉をしっかりと炒めておけば
  その他は、余熱で十分なくらいです。



パスタは私の料理の中ではかなり慣れ親しんだ食材の一つです。
そんなパスタに欠かせないのが「オリーブオイル」
オリーブオイルには大きく2種類あります。

・バージンオイル:安い。オリーブを精製して取れる。
・ピュアオイル :高い。絞ったまま。薫り高い。

私は出来るだけピュアオイルを使います。やっぱり香りが良いので。
(好き嫌いがあるんだよなぁ。。。オリーブの香りって。)

そんなオリーブオイルは”オイル”となが付くがチョット他のオイルとは
違ったりする。果実系で唯一取れるオイルです。
って、昔お世話になった板前さんの受け売りやけど。。。
あとになって、「ココナッツ油」ってのもあるなぁ。。なんて思ったりもした。

で、受け売りついでにその保存方法がポイントだそうです。
オリーブは”光”に弱い。よって、アルミホイールなどでボトルをぐるぐる巻きに
すると、3ヶ月くらい平気で持つぞ!
って言ってました。

改めて、もう少しちゃんと理論ずけると。(ネットで調べた。)
オリーブは「光酸化」を起こすらしい。
オリーブに多く含まれる「クロロフィル」は酸化防止の役割が有るが、
この「光」に触れるととたんに活性酸素を出すとの事。
光酸化はすなわち「紫外線」によって進行するらしいので
先の「板さん」が言っていた”アルミホイール”で包むのは
理にかなっていたんですねぇ。
そうそう、蛍光灯の光でも光酸化が進行するので
是非、”アルミホイール”で包む事をオススメします。

パスタは貧乏な学生時代には欠かせない私の「主食」の一つでした。
今では、パスタのレパートリーは結構多いと思います。(おいおい紹介します)

そんなパスタの「1人前」のとり方ですが
手を「OK」の形にして”O”の部分の人差し指の爪先を親指の第一間接に当てたらちょうど
パスタの1人前だそうです。
もう少し付け加えるなら、”OKを形作った人”の一人前です。
子供さんがOKを作って”O”の部分にパスタを入れるとその子供さんの一人前。
ボブサップが”OK”をつくった時の”O”の部分に入るパスタがボブサップの一人前。

何処で聞いたか忘れましたが、私はこれを本気で信じてます。。。w

私は関西人やけど、納豆は食べれます。
っていうか、めちゃめちゃ好きです。

私の学生の頃の主食は「米」が変えなかったので
「ジャガイモ」と「パスタ」が主流でした。
ジャガイモは、箱で買うと意外と安く
パスタは”業務用”(5kg)のヤツがかなりリーズナブルでした。

そこで納豆好きの私が必然的に生まれたのがこの
「納豆スパゲティー」です。
はっきり言って好き嫌いが分かれる料理です。
納豆嫌いもしくは、そんなに好きではない方はオススメしません。

ここでは、超手抜き風のレシピをご紹介。

【材料】:一人前
 ・スパゲティー 100~150g(*)
 ・納豆     1パック(納豆好きは2パックでもOK)
 ・玉子     1個
 ・醤油     少々
 (あればいいなぁ。。。)
 ・アサツキ   適量

【レシピ】
 1.スパゲティーをゆでる。
 2.同時に納豆の準備。
   ・納豆をパックからさらに移しよーく混ぜる(空気を十分含ませる)
    (ホークなんか使うと結構いいかも。)
   ・納豆についてるダシとマスタードを入れて再度かき混ぜる。
   ・玉子を割りいれる。またまたよーくかき混ぜる。(十分に空気を含ませる)
   *このかき混ぜる動作が、納豆を常温に近づけます。
 3.ゆでたスパゲティーをさらに盛る。
 4.納豆を上からかけ、仕上げにアサツキを散らす。

 熱々のうちにかき混ぜて食べる一層おいしい!!!!

ちょうど、私が中学生くらいだったと思いますが
テレビのCMでこの「雷こんにゃく」(って名前だったと思う)を
芸術家の「クマ」さんがやっていたかと思います。

私が学生の頃、このをもう少しアレンジして
飲み屋のバイトで実際にお出ししてた事もありました。
値段と作る手間がかからない事とへるしーさでは最強のつまみかもしれません。

【材料】
 ・こんにゃく 1丁
 ・七味唐辛子 適量
 ・醤油    適量
 ・生姜    適量(おろしておいてね)
 ・ごま油   適量(サラダ油でも勿論OK)
 [有ったらいいなぁ。。。。]
 ・アサツキ
 ・白ゴマ

【レシピ】
 1.こんにゃくを一口大に手でちぎる。
 2.予め熱したフライパン(中華なべがベスト)に小さじ2杯程度の
   ごま油を回し入れる。(中火)
 3.こんにゃくを入れて一気にいためる。(強火!)
 4.こんにゃくの表面の色が変わり始める頃に
   醤油を大さじ1杯回し入れる
 5.醤油の香ばしい香りがしてきたら生姜を入れ、全体にいきわたるよう振る。
 6.フライパンを火からおろして、七味をお好みの量振り掛ける。
   (数度、フライパンを振って全体になじませる。)
 7.さらに盛り、アサツキと白ゴマをぱらぱらとちりばめる。

ってな感じ。
 もっと簡単にト言うことで有れば
 1、2、3、4、6 だけでも十分旨い。


 5.
私が本格的に料理を作るようになったのは学生のころでした。

もっと元を探れば、小学生のころ、父・母に「こんな事も出来るンやデ」
という自己満足的な自慢から始まったかもしれません。
それでも「おいしい物を作って食べてもらいたい」
って気持ちは根本として持っていたのかもしれへんなぁ。。。

学生の頃は、単純に「金が無かった」からでした。
「1ヶ月5千円程度でイカにおいしい物を作れるか」という
必要に迫られての事でした。
当初、私は友人の家に同居させてもらってました。
家賃も1万円(殆ど払ってなかったけど。)をお納めしようとしてました。w
その他、「私が料理を作る」という事が最初の約束であり条件でした。
それが嵩じて、人に作る事の喜びを覚えたなぁ。。。
まぁ、半分は自己満足やけど。
よく、人を集めて「ホームパーティー」のような物をするのも好きでした
”材料費はミンナお願いね。その代わり俺が作るから”
ってな感じで、よくやってました。

また、本格的に料理学校に行った事はありませんが、
いわゆる「厨房」でバイトはしてました。
夜の飲み屋(高級クラブとキャバクラの間くらい)の厨房としてなので
チョットジャンルは変わってます。
例えば、
 ・原価1000円くらいのフルーツを5000円に見せるための「飾り切り」
 ・酒の肴
 ・ホステスさんの賄い(時々)
 ・自分の賄い(勝手に店の材料使って作ってたりして。。。)
などなど。
しかし、そこで本物の料理人(板前さん)に少しだけですが
色々教わった事も、非常に私にとっては大きな経験だったかかもしれません。

そんな感じで、このブログをかるーく受け流す程度に読んでもらえれば
ちょうどよいかもしれません。


管理人 KOB
当ブログの著者は料理人ではありません。
そう、素人です。趣味の範疇です。

間違ったレシピなどのご指摘は大歓迎ですが
主観による違いはご容赦の程お願いします。

「旨い」ものを作るためのアドバイスも勿論大歓迎!

お役に立てるとは思ってませんが、
もしかしたら。。。。参考になれば幸いです。

管理人 KOB